【保育士転職】忙しい保育士が仕事と家庭の両立を叶える策

保育士の世界は「持ち帰り仕事」「サービス残業」が当たり前な園が多く、

やりがいはあるけど、家庭との両立が難しい…

と悩む保育士さんは多いのではないでしょうか。

私も結婚を機に、仕事と家庭の両立の大変さを痛感し、ここに育児が加わると思うと不安しかありませんでした。

実際に、子育てをしながら働く先生たちからは

・我が子が体調不良で心配なのに、人手不足で仕事優先。
 両親や病児保育に預け、他の子のお世話をしている自分にモヤモヤする。
・園の子には優しくできるのに、我が子にはイライラしてしまう自分が
・家でも仕事に追われて、子どもとの時間がない。
 寝顔を見ながら「ごめんね。」と謝り、何のために働いているのか分からなくなってきた

などと、思い悩んでいる声が多く聞かれます。

私は4つの園と3つの働き方を経験し、同じ保育士でも環境によって働きやすさが大きく違うことを知りました。

結論、子育て中の先生が生き生きと働く園は存在します。

そして、仕事と家庭のバランスが取れる働き方は1つではありません。

私の体験談が、誰かが前向きな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

目次

定時帰り、我が子優先の働き方3選

”仕事はきっちり時間内で終わらせて、家では家族との時間を大切にしたい。”

だけど、保育士である以上

持ち帰り仕事、サービス残業は当たり前。
病気の我が子の側にいたいけど、今日休んだら、園が回らないから休めない。

という考えになっていませんか?

私自身がそうでしたが、情報を得たり、4つの園で働いたりする中で、「保育士=ブラック」というイメージは徐々に払拭されていきました。

この記事では、私の体験談をベースに「定時帰り&我が子優先の働き方を叶える3つの方法」をご紹介します。

①ホワイト園に転職する(正社員)

「保育士=どこに勤めても同じ」だと思っているのなら、大チャンスです!

実際、同じ働きでも、給与は変わらず(むしろ上がることもある)家庭優先にできる園は存在します。

子育て中の先生たちが生き生きと働いていた職場は、

・時間通りに出勤して、定時ピッタリに帰る
・行事や監査前以外はほぼ持ち帰りなし
・書類を書く時間は勤務時間内にある
・休憩はしっかり1時間
・子どもが体調不良となれば「一緒にいてあげな!」「園はどうにかなるから、休んで!」と表面上ではない心から出る言葉(実際にどうにかなる人数配置)
・短時間勤務制度が使える

など、ブラック保育園とは当たり前の概念が、全く違います。

もちろん、行事前は忙しいし、正社員として働く責任の重さは変わりませんが、日常の時間と心の余裕は家庭にも大きな影響を与えます。

まずは、他の園の情報を知り、自分の職場と比べてみてください。

より良い職場に出会うための転職活動は、忙しい保育士さんが一人で行うのは大変です。
心強い助っ人の存在転職成功への秘訣は、ぜひ頭に入れておいてくださいね。

・心強い助っ人→『圧倒的な提案力!おすすめ保育士転職エージェント3選』の記事にまとめています。

・転職成功の秘訣『【ブラック保育園チェックリスト】転職成功への秘訣を徹底解説』の記事にまとめています。

②今の園でパートになり、副業をする

人間関係には恵まれているから、職場は変えたくない。

だけど、給与が減るのは困る。

私は3つ目の園がまさにこれ。夫の転勤がいつ言い渡されるか分からない状況だったため、自分で稼げるスキルを身につけたい思いもあり、副業にチャレンジすることにしました。

いきなりパートになったわけではなく、最初は『フルタイムパート✖️副業』から開始。

この頃勤めていた園は、正社員とパートとの境がはっきりしていていたのと、正社員だと気を遣ってしまう部分が多かったので、自分の中で『パートだから』と良い意味で割り切れるポジションにいようと思い決断しました。

\1日のスケジュールがこちら/

※8:00〜17:00勤務の場合。

6:00   起床      (洗濯、夕食の仕込み)
7:00   家を出る(車の中で、YouTube、Voicyなどを流しながら耳から情報収集)
8:00   出勤
17:00 退勤
17:30 カフェに移動し、勉強や作業
19:00 帰宅
21:00 勉強、作業
23:00 就寝

テレビやスマホをだらだら見る時間をなくし、1日合計4時間ほど、勉強・作業の時間にあてていました。

この頃は、子どもがいないからこそ、今頑張るしかないという一心で動いていました。

しかし、私の在宅ワーク仲間には、子育てをしながら、在宅での仕事を叶えている人も多いです。

みんなに共通しているのは、現状を変えたい一心で決断し、行動し続けていること。

今まで通りの家事や育児は一時期捨てる覚悟で、本気で取り組んでいることです。

正しい知識を得て継続できれば、+5万円は叶います。

私は、+5万円が得られるようになってきて、先の見通しが持てるようになった頃に、9時〜16時のパートに切り替え、副業に当てる時間を長くしました。

パート生活では、保育の仕事のやりがいは減りましたが、気持ちのゆとりができました。
この頃はパート+副業で、金銭面的には正社員と変わらない生活をしていましたよ。

保育士の仕事しかしてこなかった私が辿り着いた、圧倒的におすすめする副業に関する学びの環境については、かめ先生のInstagramハイライトにまとめているので、興味のある方はご覧ください!

③転職して(パート)副業をする

今の職場では副業を始められる状況ではない

という方はまずは副業をしやすい環境に身を置きましょう。

ただ、転職も、副業もと一気に始めるのは、負担が大きいので、まずは転職先の環境に慣れて、リズムを掴むことから始めてくださいね。

転職先を探す際に「副業OKの園」を希望条件に入れるとスムーズです◎

保育士さんが後悔しないための転職ロードマップはこちらの記事にまとめています。
【完全版】保育士転職をまるっと解説〜後悔しないロードマップ

働き方に悩む保育士さんへ

女性は特に、結婚、出産、育児、小1の壁など、あらゆる分岐点で働き方に悩むフェーズが多くありますよね。

私は、「保育士しか知らないから、今の職場で働き続けるしか選択肢はない」と思っていた期間が長かったのですが、今は、「保育士という資格を持っているからこそチャレンジできる仕事があるし、一度辞めてもまた保育士として働くことはできる」と思っています。

子育てしやすいホワイト園も、実際に存在しますしね!


現状を変えたいとは思っているけど、怖い

という方は、情報収集をすることから始めてみてください!

自分が知らない世界を知ることで、視野が広がり、新しい気づきを得られたり、「やっぱり、もう無理だ..」となった時に、”働ける場所は他にもある”と知っていることが心のお守りになります。

転職活動は「今の自分の価値」を知り、「どんな人生を歩みたいのか」「後悔しない選択は何か」を改めて考えられる良い機会」です。

情報を知って、転職しないという決断ももちろんOK!
いつもとは違う行動をすることで、新たな道が開けますよ。

情報収集はこちらの記事にまとめています。

悩める保育士さんが、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです!

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