
色んな人に振り回されて、ちょっともうしんどい。






このように思ったことはありませんか?
保育士の仕事はやりがいがあるものの、職場の人間関係が原因でストレスを感じる方は多いです。



一時期は辞めることで頭がいっぱいでしたが、環境が変わったことをきっかけにまた保育を楽しめるようになりました!
この記事では、
保育士が転職で人間関係の悩みを解決するためのポイント
を、実体験や現場のリアルを交えて詳しく解説します。
- 事前に職場の雰囲気を見極める方法
- 人間関係が良好な保育園を選ぶコツ
を知っておけば、転職後の後悔を防ぐことができますよ!
保育士が職場の人間関係に悩みやすい理由
保育園は基本的にチームで動きます。
日々の円滑なコミュニケーションが必須なため、1人でもコミュニケーションが上手くいかない人がいると、ストレスに繋がってしまうのが大きな理由です。



「保育が嫌なんじゃなくて、人間関係がしんどい」っていう保育士さんは、本当に多いと思います。
保育業界特有の人間関係
保育業界での人間関係は、特に感情的な側面の影響が大きいです。
女性が多い職場ならではの難しさ
圧倒的に女性が多い職場な分、コミュニケーションの濃さや気を使うタイミング、場の空気などの目に見えない部分が働きやすさに大きく影響します。
ちょっとした言い回しや表情のニュアンスで空気が変わったり、「言わなくても察してほしい」という暗黙のルールがあったり…
価値観や働き方に対する考え方の違いが、摩擦や誤解につながることも少なくありません。
上下関係や派閥が生まれやすい
ベテラン職員との関係性、園長・主任との距離感、さらに「この先生の味方」「あの先生とは合わない」といった小さなグループの空気感。



これを聞くと、転職に悩む保育士さんの中には、



と諦めかけてしまう方もいるかもしれません。
「どこに行っても同じ」ではない!良い職場と悪い職場の違い
「どこに行っても同じ」だと、惰性で働き続けようとしている方、諦めないでください。
実際には人間関係が良好な園はたくさんあり、イキイキと働いているフォロワーさんはたくさんいます。



人間関係が良好な保育園の特徴



見学や面接でそんな風に感じたことはありませんか?
実は、人間関係の良い保育園には共通する“空気感”や特徴があります。



- 先生同士のやりとりや空気感を観察する
- 自分への対応や、先生の表情を見る
- 「ありがとう」「大丈夫?」など感謝やフォローの言葉があるか
- 先生たちの”心の余裕”が感じられるか
- 質問への答え方に誠実さがあるか
1つずつ解説します!
1. 先生同士のやりとりや空気感を観察する
まず注目したいのは、保育士同士のコミュニケーションです。
自然に挨拶を交わしていたり、名前で呼び合っていたりする場合は、関係性が良好なサイン。



忙しい時こそ、どんな声かけをしているかを観察してみましょう。
2. 自分への対応や、先生の表情を見る
見学者であるあなたへの対応も、その園の“人間関係の土台”を映し出しています。
担当者以外の先生も目を合わせて挨拶してくれたり、子どもたちに優しい言葉をかけていたりするかを見てみましょう。



3. 「ありがとう」「大丈夫?」など、感謝やフォローの言葉があるか
先生同士の会話に注目してみてください。
「ありがとう」「助かったよ」「手伝おうか?」といった言葉が日常的に交わされている園は、人間関係が円滑なことが多いです。



園の空気を読み取る重要なヒントになります。
4. 先生たちに“心の余裕”が感じられるか
表情や身だしなみからも、その園の“余裕度”が見えてきます。
忙しい中でも笑顔があったり、身だしなみに気を遣えていたりする先生が多い園は、人間関係や業務に追われすぎていない可能性が高いです。



5. 質問への答え方に“誠実さ”があるか
見学時に疑問をぶつけてみましょう。
例えば、「大変な時期はどう乗り越えていますか?」「新人の先生はどんなサポートを受けていますか?」など。
このとき、良いことばかり話す園や、答えが曖昧な園は要注意。
「ここはこういう面もあるけれど、こうやって工夫しています」など、リアルに教えてくれる園のほうが、誠実で信頼できます。



ぜひこの記事のチェックポイントを参考に、自分に合った職場かどうかを見極めてみてくださいね!
人間関係が悪化しやすい保育園の特徴と見極め方






- 明らかにベテラン保育士の発言力が強い
- 業務の分担が偏っている
- 明確なリーダーがいないor機能していない
- 「悪口文化」がある
- 離職率が高い
1. 明らかにベテラン保育士の発言力が強い
保育歴の長い先生が、職場の空気を支配しているパターン。
若手や中堅が自由に意見できず、「とにかく言われた通りにやるしかない」状態だと、萎縮したり、自信を失ったりしがちです。



2. 業務の分担が偏っている
特定の先生に仕事が集中していたり、同じ立場なのに業務量が違うなど不満が溜まりやすい構造になっている園もあります。
- 新人だからと汚れ作業ばかりやらされる
- 自分のために仕事を早く終わらせているのに、次から次へと仕事を押し付けられる
- パートなのに担任を持っている人とそうじゃない人がいる
- パートなのに部屋に入っているからと書類を書かないといけない
などがよくある例です。



3. 明確なリーダーがいない or 機能していない
園長や主任が機能していない園では、現場が混乱しやすく、派閥ができやすい傾向があります。
“まとめ役が不在”=“小さな不満が放置されがち”ということ。



「〇〇先生に聞いてもらうといいかも」などの発言は、園長があまり現場に関与していない可能性、特定の先生に権限が集中している可能性大。
4. 「悪口文化」がある
「〇〇先生、本当使えないよね〜。」
そんな陰口が飛び交う園は、いつ自分がターゲットになるか分からず、安心して働ける場所ではありません。



5. 離職率が高い
「この園、いつも求人出てるな…」と思ったら要注意。
高い離職率は、人間関係や労働環境に問題があるサインです。



転職前にチェックすべき職場環境の見極め方
人間関係のストレスから解放される転職を叶えるためには、情報収集がカギになります。



面接時に職場の雰囲気を確認する質問リスト
面接では「自分をアピールしなきゃ!」と気を張りがちですが、“園の雰囲気を探る場”でもあります。
以下のような質問をうまく取り入れて、園の内側を見てみましょう!
- 先生方の年齢層や雰囲気を教えていただけますか?
→ 全体のバランスや、若手〜ベテランの関係性を探れる。 -
普段の業務はどのように分担されていますか?
→ 業務量の偏りや、チームワークの有無を確認できる。 -
職員同士のコミュニケーションで大切にしていることはありますか?
→ 園の価値観や、信頼関係を重視しているかが見える。 -
行事やイベントの準備はどのように進められていますか?
→ 協力体制や、プレッシャーの有無を探るのに◎ -
新人の先生が入られたときは、どのようにフォローされていますか?
→ 新人に優しい環境かどうかを知るヒント。 -
子どもたちとの関わりで大切にしていることはありますか?
→ 職員の保育観が一致しているかを確認できる。



口コミサイトやSNSを活用してリアルな評判を調べる
最近は、保育園の口コミが見られるサイトや、SNSでの発信も多くなっています。
実際に働いた人の声は、”求人票や面接だけでは見えない「リアル」”を教えてくれることも!
- 保育士転職の口コミサイトでコメント欄をチェック(※全文読むには登録が必要なことがほとんど)
- X(旧Twitter)で園名や地域名を検索
- 保育園が運用しているInstagramで雰囲気を見る
「〇〇園 ブラック」で検索すると、辛口レビューが出てくることもあります。
どれも個人の主観なので鵜呑みにせず、複数の声を比較するのが◎
転職エージェントを活用して「人間関係の良い職場」を探す
どうしても自力で見極めるのが不安…という方におすすめなのが、転職エージェントの活用です。
特に、保育士専門のエージェントなら、園の内情や離職率、人間関係の傾向まで把握していることが多いです。
保育士専門の転職エージェントを活用するメリットはこちら
- 非公開求人(条件の良い園)を紹介してもらえる
- 実際にその園に転職した人の声が聞けることがある
- 「人間関係がいい園を探しています」と条件を伝えられる
- 職場とのやりとり(給与や条件の交渉など)を代行してくれるので、心に余裕ができる
▶︎どのエージェントを使えばいいか迷う人は、私やフォロワーさんの体験談・比較まとめもぜひチェックしてください!
実際に人間関係の良い園へ転職できた成功例



そんな声を実際によく聞くようになりました。
ここでは、かめ先生のフォロワーさんから寄せられた、リアルなストーリーをご紹介します。
ケース1:”THE女の職場”を辞めて、少人数の園へ転職
20代女性・保育士歴3年



勢いで辞めたこともあり、しばらく無職でしたが、休む期間があったことで少し冷静になれて、再就職先を探しました。
転職エージェントの方に“人間関係が落ち着いていて、少人数でゆったり働ける園”を紹介してもらい、今の園に出会えました。
小規模だからこそ連携がしやすく、職員同士もフラットな関係で安心感があります。
ケース2:いじめ、保育士辞めたい→子どもたちと心から向き合えるように
20代後半女性・保育士歴6年



明らかに自分だけターゲットにされて、挨拶しても無視される、自分だけ会議に参加させてもらえない、口を開けば「そんなこともできないの?」と否定の言葉ばかり。
今まで居心地の良い場所だったのに、さすがにメンタルにきて“もう保育士辞めようかな”と考えるほど追い詰められていました。
だけど、生活もあるし、保育以外の仕事をすることは想像できなかったので、いくつかサイトを見比べた上で、おすすめしてもらった転職エージェントに相談しました。
今の園は、転職のことを前向きに捉えてくださり、園長先生も主任先生も穏やかで、職員同士も「ありがとう」が飛び交う環境です。
大人の人間関係に悩まず、子どもたちと心から向き合える環境を取り戻せました。本当に嬉しいです。
ケース3:小一の壁→保育士ママとして、働きやすさ◎+人間関係安心の職場へ
30代女性・保育士歴12年



前の職場は小学生ママがおらず、同じ境遇の方がいる園の方が働きやすいだろうなと思い、正社員を辞めることをきっかけに違う園を見てみることに。
パート希望で探していたけど、どこも人手不足で忙しそうで結構悩みました。
でもエージェント経由で、“保育士ママが多くて、お互い助け合える園”に出会えました。
急なお迎えにも理解があり、有給も使いやすい、子育てと仕事を両立できる思いやりのある職場です。



今回のように、転職に成功された方々には共通点があります。
それは、
✔️自分にとっての「働きやすさ」が明確になっている
✔️転職前にしっかり情報収集している
✔️信頼できるサポート(転職エージェントや体験談)を活用している
という点です!
どんな職場だと自分の働きやすさを叶えられるのかを明確にし、条件の中でも優先順位をつけましょう!
▶︎信頼できるサポートはこちらの記事にまとめています。
転職後に良好な人間関係を築くコツ
せっかく理想の職場に転職しても、最初の人間関係づくりでつまずくと居心地が悪くなりかねません。
そうならないためにも、ちょっとした「心がけ」や「言葉選び」を意識し、信頼関係UPに繋げてみてください!



最初の3ヶ月で信頼関係を築くコミュニケーション術
転職してすぐは、無理に馴染もうとしなくて大丈夫。
ただし、「一緒に働きやすい人だな」と思ってもらえるように、次のポイントを意識してみてください。
✔️ あいさつ+ひと言を丁寧に
→「おはようございます!今日もよろしくお願いします」など、あいさつに“気持ち”を添えるだけで印象が変わります。
✔️ 分からないことは素直に聞く
→「何度もすみませんが…」と一言添えつつ聞けると、相手も丁寧に答えてくれます。
✔️ まずは“相手のやり方”を尊重する
→前職との違いを比べたくなるけど、「教えてもらえて助かります」など感謝を伝えることで、関係性がスムーズに。
人間関係を円滑にするコツは「〇〇上手」
人間関係を築く上で、話し上手よりも“聞き上手”の方が信頼されやすいと言われています。



“私は味方だよ”という姿勢が伝わると、自然と相手との距離も縮まっていきます。
覚えておくと便利!聞き上手になれる相槌のさしすせそ
さ:さすがですね!
し:知らなかったです!
す:すごいですね!素敵ですね!
せ:センスありますね!
そ:そうなんですね!
もし転職先でも人間関係に悩んだら?
どれだけ慎重に職場選びをしても、「あれ?なんか思ってたのと違う」と感じることがあるかもしれません。
そんなときこそ焦らずに、自分の気持ちを整理する時間を持つことが大切です。
ストレスを減らすための考え方と対処法
①「全部自分のせい」と思い込まない
→人間関係は“相性”もあるので、自分を責めすぎないで大丈夫です。
②合わない人とは「ほどよい距離感」を意識しよう
→無理に仲良くしようとせず、挨拶や業務連絡だけでも十分。心をすり減らさない工夫をしよう。
③園の外に「安心できる場所」を作っておく
→ 友達、家族、パートナー、SNS…自分の気持ちを聞いてもらえる人がいるだけで、安心感が全然違います。



そんな時は「自分はどうしたい?私はどう思ってる?」と心に問いかけてみてね。
どうしても辛いときに考えるべき次の一手
もし、「もう限界かも…」と感じたら、無理に我慢し続ける必要はありません。
転職は初めこそハードルが高く感じますが、2回目以降は「なるほど、ここはこんな感じね!」と、良くも悪くも慣れは出てきます。
経験値は大きな財産でもあり、それをプラスに捉えてくれる園もありますよ。
こんな経験をされたフォロワーさんもいました!
実は、20代で4回転職しました。
面接の時に「色んな園で働いてきたのね。」と言われてやっぱりマイナスだよな..と思っていたら、「保育が好きなのね。」と優しい笑顔で微笑んでくれた園長先生。ここを辞める時は保育士を辞める時だと思っています。



今はその園で思い切り保育を楽しまれているそうです♪
まとめ
改めて、保育士の転職で人間関係の悩みを解消するためには、
- 見学、面接で良い職場と悪い職場を見極める!
- 転職前の情報収集を怠らない!
- 転職後の関係づくりは丁寧に行う!
この3つの視点がとっても大切です。
「どこに行っても同じ」と諦めるのではなく、“自分らしく働ける場所”を選ぶ力を、今日から少しずつ身につけていきましょう。






そんな方は、私やフォロワーさんのリアルな転職体験談、保育士専門エージェントの比較など、役立つ情報をぎゅっと詰め込んだ他の記事もぜひ、のぞいてみてくださいね。






